北海道・GOTOトラベル 2020年9月23日 〜 26日 |
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![]() ニッカウヰスキー余市蒸留所 |
今回も、GoToトラベルキャンペーンを利用して「北海道旅行」への三泊四日ドライブ旅行を敢行した。 今回は、一泊四日レンターカー付きのANAトラベラーズのGOTOツアーを千葉市在住者の私が予約し、残りの二泊分を自分たちで確保して旅行をスタートした。 今回も、普段は行かないであろう料金が高めのホテルで温泉と美味しい料理を楽しむグルメ旅が目的なのである。当然、お酒はコロナ感染を回避するために部屋飲みが鉄則であるが、札幌だけは、どうしても飲みに行きたいお店があり、密を覚悟して出かけた。 今回の北海道のコロナ対策への印象は、マスクとアルコール消毒、場合によっては手袋使用が求められる程度で、東京の様に食事スペースをアクリル板で仕切ったりというレベルではなく、一人一人が個人の責任で気を付けようという程度の危機感であったと感じました。現実には、居酒屋で肩が触れ合うソーシャルデイスタンスも経験したし、必要以上にピリピリした感じはしませんでした。 |
【初日(9/23)】 羽田空港では、ANAのEチケットで簡単に荷物検査を通過、羽田発10:35のANA375便で出発。機内はほぼ満席で、コロナ感染のリスクはゼロではないのでマスクは外せない。 オホーツク紋別空港着12:20、ニッポンレンタカーのカウンターは行列ができていてソーシャルデイスタンスをとって並ぶ。そして、予約済みのホンダFITSにてスタート。SONYのウォークマンの接続に手間取ったが問題解決。車は、新車で実に快適なスタートであった。前回の青森旅行とは異なり、前進ギアが「D」と「S」があり山道のカーブ走行も安心である。13時頃に紋別空港をスタートし丸瀬布温泉近くのマウレ山荘に向かってドライブ。走行距離57`で約1時間で到着する予定である。時間が早いので、チェックイン前に「山彦の滝」に立ち寄ってみることにした。 山彦の滝は、岩や苔、それに倒木などで荒れた山道を200メートルほど登った山の上の崖から滝が落下していて、なかなか壮観であった。写真撮影して降りる途中で、油断して苔で滑る岩に脚をとられ転倒した。右側から倒れて右ひじに多少擦り傷、左手の平に打撲による内出血という体たらくであった。岩場で腰を多少打ったので、しばらく動けなかったが、連れの彼女に助けられて無事に車まで戻れた。 捻挫も骨折もなくラッキーであった。普段ジムで鍛えていても76才の老人の限界を感じた出来事であった。怪我は温泉にゆっくり浸かれば良くなりそうなので安心であった。後で入浴の際に確認すると、右脚の脛と太腿にも若干の擦り傷があったが、唾を付ければ治る程度であった。 チェックインして、一休みしてからホテルの手前に新しくできた日帰り温泉「ポッケの湯」を16時から予約してもらって入りに行った。歩いてゆくにはチョット距離があるといわれて車でいくことにした。温泉の泉質は湯冷めしにくいトロリとした感じのアルカリ性単純泉で、とても温まりGOODでした。本館の大浴場は、同じ泉質で、露天風呂も広々としていてゆったりと出来、怪我の傷も多少ピリピリとしましたが、一晩で瘡蓋が出来てきて良い方向に向かいました。左手の打ち身の方は、多少内出血の痣が見られる程度で収まり安心しました。 夕食は、地元の食材が生かされた手の込んだ料理で満足しました。難を言えばワインで我々庶民には高価すぎです。もう少しリーズナブルなものが置いてあると嬉しかったです。 |
![]() 人生で二度目のオホーツク紋別空港 |
![]() 山彦の滝 |
![]() マウレ山荘のディナーお品書き |
![]() マウレ山荘のディナー |
![]() マウレ山荘のディナー |
![]() 夕食時に注文した赤ワイン(\4,200.-) |
![]() マウレ山荘のディナー |
![]() マウレ山荘のディナー |
![]() マウレ山荘のディナー |
![]() マウレ山荘のディナー |
![]() マウレ山荘のディナー |
![]() マウレ山荘のディナー |
![]() マウレ山荘のディナー |
【二日目(9/24)】 朝6時に起床。朝風呂に行きガラガラの露店風呂にゆっくりと入り癒された。朝食は我々の期待していたバイキング形式ではなく決められたセットの料理になっていた。チョット残念でしたが美味しく満足できるものでした。 10時にチェックアウト後、とりあえず、昼食をする予定の美瑛方面に向かって車を2時間ほど走らせる。途中、景観を期待して「かしわ園公園」を走ったが、まだ緑色ばかりでいまいちだった。237号線の途中でランチタイムになったので、美瑛の「ファミリーレストランだいまる」に入った。地元の人たちがランチに来るお店で繁盛していた。我々は美瑛豚の生姜焼き定食をいただいたが、肉厚の豚が沢山乗っており満足でした。 その後、「美瑛選果」を覗きラスクを買ったりしてから、「四季彩の丘」を目指して車を走らせる。途中左手に「赤い屋根の家」が見えるはずなので注意しながら走る。「赤い屋根の家」をチョット行き過ぎたが、駐車できそうな路肩にバックで戻り、無事に撮影できた。観光用の写真で見るほど鮮やかな赤ではないが、たしかに赤い屋根でした。 「四季彩の丘」は、2004年7月以来16年ぶりでしたが、全く様変わりしていてビックリしました。2004年の写真と比較するとその差は歴然で、駐車場からお土産屋まで、まるで別ものでした。 |
![]() マウレ山荘ロビーにて |
![]() マウレ山荘の正面側にて |
![]() 2020年9月の四季彩の丘 |
![]() 2004年7月の四季彩の丘 |
その後、「白金・青い池」を目指したが、青い池もも2011年7月、2012年10月と2度観光に来ていて、2度目の時は、中国人観光客の多さに驚いた記憶がある。今回は、パスさせていただいた。 そして「白髭の滝」である。ここも2012年10月以来、2度目である。前回は「十勝岳望岳台」に行く途中で雪が降り始め寒かった記憶がある。この時は、旭岳でも雪でロープウェイが運航停止で残念だった思い出があります。 その後、富良野で産直野菜「フラノマルシェ」に立ち寄ってから、宿泊する「ラビスタ富良野ヒルズ」に向かった。天然温泉紫雲の湯という大袈裟な名だが、富良野駅のすぐ横にある大きな鉄筋の建物で、外観は都会のホテルと変わらないイメージでした。チェックインする時に予約していたハリウッドツインの上のクラスにグレードアップしていただきラッキーでした。お風呂は、想像以上に素晴らしく「天然温泉紫雲の湯」の意味が理解出来ました。ここは、昨年12月にオープンしたばかりの新築ホテルらしく館内もきれいで、貸し切り風呂も三つあり、オープン記念で無料で利用できたのですが、カップルに人気のため「使用中」ばかりで利用する機会には恵まれませんでした。 夕食は、Bistroコースとかで、写真で見る通り中々の料理で、ワインもリーズナブルなものが置いてあり、思わずボトルで飲んでしまいました。 |
![]() ラビスタ富良野ヒルズのディナーメニュー |
![]() 鮮やかな赤ではない「赤い屋根の家」 ![]() ラビスタ富良野ヒルズのディナー |
![]() ラビスタ富良野ヒルズのディナー |
![]() ラビスタ富良野ヒルズのディナー |
![]() ラビスタ富良野ヒルズのディナー |
![]() ラビスタ富良野ヒルズのディナー |
![]() ラビスタ富良野ヒルズのディナー |
![]() ラビスタ富良野ヒルズのディナー |
【三日目(9/25)】 朝6時に起床。朝風呂に行き、ガラガラと思いきや既に二人の先客がいたが、すぐに出て行ったので、一人でのんびり湯につかった。初日の怪我も日に日に良くなってきている。朝食はバイキングで、地元の食材を使用しており満足できるものでした。 9時半過ぎにチェックアウトして余市に向かって出発した。今回の旅行で一番長い距離(168キロ)を走ることになる。一般道から三笠ICで道央自動車道に入り、小樽JCTまで空いている高速を走る途中で時折トラックや遅い車に出会うが順調に走り、予定より40分ほど早く12時丁度に「ニッカウヰスキー余市蒸留所」に到着した。ランチは近くの「柿崎商店」で私は「イクラ丼」、彼女は「ホタテ丼」をいただいた。13時から予約していた工場ツアーに参加して蒸留所内を観光した。この蒸留所を訪れるのか今回で三回目になる。 一回目は、1971年5月(27才の時)に失恋旅行の際に、UNIVAC時代の先輩に頼まれて、余市蒸留所にブレンダーとして勤務していた先輩の蝶々収集家仲間にガラス蓋付き木製「標本ケース」を届けに立ち寄った時で、二回目は、1997年7月に観光で立ち寄った時です。最初の時は、まだ観光案内などされていない時代で、普通に女性の事務員が受付で応対して、先輩の友人を呼びだしてもらい「標本ケース」を手渡し、その後、蒸留所内や貯蔵所を案内してもらった記憶があります。なにしろ、49年も昔のことなので細かいところは覚えていません。 蒸留所観光を終えて、今夜のホテルである札幌市内のドーミーイン札幌ANNEXに向かった。前日のラビスタ富良野ヒルズと同じ系列のビジネスホテルなので、タオル、部屋着、そして内装や大浴場のデザインも良く似ていた。 夜は、旅行前から予約していた札幌大通公園西15にある人気店の「黄金寿司/揚子江」という寿司屋なのか中華料理屋なのか不明のヘンテコリンな居酒屋に出かけた。予約した19時に入店すると奥のカウンター席に案内された。刺身の盛り合わせ、鮑のから揚げ、玉蜀黍、マグロの中落ち、あわびの刺身、鉄火巻き等をつまみに凍結酒を飲み酔っぱらった。そして、小雨の降る中をホテルまで20分ほど歩いて帰った。 |
![]() 柿崎商店「イクラ丼」 |
![]() 柿崎商店「ホタテ丼」 |
![]() 余市蒸留所「蒸留棟」石炭投入 |
![]() 余市蒸留所「蒸留棟」ポットスチル |
![]() 余市蒸留所・お土産 |
![]() 余市蒸留所・記念撮影 |
![]() 黄金寿司/揚子江「刺盛り」鯨が美味 |
![]() 黄金寿司/揚子江「お通し」 |
![]() 黄金寿司/揚子江「鮑のから揚げ」 |
![]() 黄金寿司/揚子江「玉蜀黍とマグロの中落ち」 |
【四日目(9/26)】 朝6時半に起床。朝風呂に行き、先客はいたがガラガラの風呂にゆっくりと入った。朝食は前夜にコンビニで仕入れた「カップ麺」と「惣菜パン」とコーヒーで軽く済ませ10時半頃に出発。 最初に北海道大学に向かった。大学近くの駐車場を探して結局ローソンの敷地内にある有料駐車場に止めた。正門からキャンパスに入ったが詳しいキャンパスの案内図がないのでスマホを頼りに「ポプラ並木」を探してあるいた。 かなり歩いて「ポプラ並木」に到着、写真撮影などしていたら、ここは旧ポプラ並木であることが判明、新しいポプラ並木は離れた場所にあるらしい。次に「銀杏並木」を探して歩いた。銀杏並木の入口方面に歩くと車のゲートがある。守衛さんがいたので、クラーク博士の胸像の場所を聞いたところキャンパスの案内図をいただき、やっとキャンパスの全体像が把握できた。東京ドーム38個分の広大な面積があるそうです。以前、受験生がクラーク像に寄り道して迷子になったり、冬場に遭難者が出たという話を聞いたが、わかる気がする。我々は歩き疲れたので、クラーク博士の胸像を最後にキャンパスを後にした。 ランチタイムなので「すみれ」で味噌ラーメンを食べようということになり「すみれ本店」に向かったが、斜め右横に入る道路を見過ごして行きすぎて、グルグルと遠回りをしてから「すみれ本店」に到着。2006年9月に訪れて以来14年ぶりで木造から鉄筋コンクリートの立派な外観に様変わりしていて驚いた。3年ほど前に建て替えたとのことでした。 そして、千歳空港のニッポンレンタカーに返車して、空港までバスで送迎してもらった。空港内では、お土産を物色したりして時間をつぶした。そして、満席のANA74便で17時30分に羽田に向かって飛び立った。羽田には19時15分に到着、空港内のそば屋で夕食をとり帰宅した。21時30分頃に自宅に到着、シャワーを浴びて焼酎ロックを一杯飲んだらバタンキューで爆睡。目が覚めたら27日の朝7時でした。 |
![]() 北大札幌キャンパス「旧ポプラ並木」 |
![]() 北大札幌キャンパス「旧ポプラ並木」 |
![]() 北大札幌キャンパス「新渡戸稲造」胸像 |
![]() 北大札幌キャンパス「銀杏並木」 |
![]() 北大札幌キャンパス「クラーク博士」胸像 |
![]() 「すみれ本店」ニテ |
![]() 味噌ラーメン |
![]() セットの明太子ご飯 |