伊香保・GOTOトラベル 2020年12月9日 〜 11日 |
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![]() 伊香保温泉から谷川岳と朝日岳を望む |
今回も、GoToトラベルキャンペーンを利用して「伊香保温泉」への二泊三日の公共交通機関を利用しての阪急交通社の個人ツアーに参加した。 上野駅から渋川駅までの特急乗車券、送迎バスで、渋川駅から宿泊ホテルまで、三日目には、朝10時半にホテルから水沢観音まで、13時に水沢観音から渋川駅までと送迎が心配ない内容である。 今回は、温泉地として有名なのに今まで行ったことのない「伊香保温泉」で温泉と料理を楽しむのが目的である。 小池都知事から「高齢者の不要不急の外出は自粛するように」と要請が出ている中の旅行なので、我々76才と60才の年寄り(元気ですが)は、感染リスク対策として、マスク、携帯除菌スプレー、除菌シートなど完璧な準備をして出かけた。 |
【初日(12/9)】 いつもの仲良し二人旅で、上野発12時12分の特急「草津3号」で出発、指定席だが車内はガラガラに空いている。約1時間半後の13時50分に渋川に到着。駅前に待っていた「山陽ホテル」の送迎バスに乗り込む。同じツアーの利用客は、我々を含めて二組だけであった。 ホテルは、昔、社員旅行などで利用した温泉宿風で、往年の栄華の歴史を物語る風情があちこちに見え隠れするそこそこ大きな宿でした。 部屋は十畳ほどの和室で、普通の旅館でした。大浴場は温泉が滝のように壁から落ちてくるので、ものすごい落下音と湯気で温泉気分を高揚させます。露天風呂は5〜6人が入ると密になりそうな広さでしたが、湯温は40度くらいでゆっくりと入っていられる温度で、十分に温泉を堪能させていただきました。 夕食前に石段街を散策してみることにして、フロントで道順を確認してから出発した。ホテルを出ると、即、急な登りの坂道、登りきるとバスターミナル広場、勝手がわからないので案内所があったので尋ねてみた。無人の事務所でがっかりでした。 仕方なく、文学の小径を突っ切って、ホテル木暮の横を通って石段街方面に歩いてポケットパークに出た。伊香保神社への参拝は、明日にして、ウロウロしながら石段を下りてみる。関所跡(伊香保口留番所)とハワイ王国公使別邸を見学して石段を下まで降りた。 そして、コンビニによって缶ビールなどを購入して帰途に着いた。観光マップを信じて近道を行くと、二百メートルくらいの直線のものすごい登り坂に遭遇した。息が切れて途中で何度も休みながら死ぬ思いで登り切った。膝が笑っていた。・・・明日は、100円払ってタウンバスを利用するぞ絶対に!・・・ |
![]() 石段街の入口ニテ |
![]() 看板「石段の歴史」 |
![]() これより365段の石碑 |
![]() 伊香保口留番所 |
![]() 伊香保口留番所の鎧兜 |
![]() 石段街ポケットパーク |
![]() ハワイ王国公使別邸の説明 |
![]() ハワイ王国公使別邸 |
![]() カラフルなマンホール蓋 |
![]() 12月9日ホテルの夕食 |
【二日目(12/10)】 朝6時に起床。朝風呂に行きガラガラの露店風呂にゆっくりと入り癒された。朝食は普通の和食のセットでしたが、美味しく満足できるものでした。 10時過ぎにホテルを出発。とりあえず、昨日とは違う道を行こうと、ホテル金太夫の横から御用邸跡を左手に見て近道をいくと「工事中通行禁止」の標識に出会ってしまった。誰もいないので無視してホテル紅葉の横を通り黄色いロープをくぐって石段に出た。 少し上ると「伊香保神社」の鳥居が見え神社に到着、お賽銭を入れ参拝。その後、さらに奥に向かって歩き、河鹿(カジカ)橋、飲泉所、湯元源泉地、そして露天風呂「黄金の湯」にゆっくりと浸かって疲れを癒した。 丁度12時になったので、石段を下って土産物屋を覗きながら、豚カツ屋「四季彩」に向かった。ランチは、私は「かつライス」彼女は「ソースかつ重」をいただいた。もち豚のカツは脂が甘く美味しかったです。 チョット早目だが、コンビニで買い物をして、タウンバスでホテルに14時ころに戻った。15時半ころ風呂に向かった、先客が二人いたが、内湯と露天風呂を往復して、のんびり湯につかってから、夕食前に夜の石段街のイルミネーション点灯を期待して出掛けてみた。しかし、写真の様に人通りもなく地味な明かりがあるだけで期待外れでした。 夕食は、大きな囲炉裏で海鮮や肉、野菜、きのこを炭火で焼く料理をメインにして食べきれないくらいのボリュームでした。 |
![]() 伊香保神社 |
![]() 河鹿(かじか)橋 |
![]() 飲泉所ニテ |
![]() 湯元源泉地・噴出口 |
![]() 源泉露天風呂・黄金の湯 |
![]() 豚カツ屋「四季彩」のカツライス(\1,650.-) |
![]() 伊香保温泉・夜の寂しい石段街 |
![]() 12月10日ホテルの夕食 |
【三日目(12/11)】 朝6時半に起床。朝風呂に向かう。ガラガラと思いきや既に一人の先客がいたが、露天風呂で一人でのんびり湯につかった。朝食は昨日同様に普通の和食のセットでしたが、おかずもいろいろあり美味しく満足できるものでした。 食後8時45分頃に、ホテル近くの「寿屋」という和菓子屋に向かう。昨日、下見に訪れた際に、予約販売が中心で、バラ売りは朝8時半に開店してすぐに売り切れになるとのことだったので、8時半の開店直後に訪れたわけである。以前、TVのサンドイッチマンの旅番組で「寿屋」を紹介して以来の人気とかで、店のおかみさんは鼻息が荒かった。コロナ禍で温泉客が来ないのに何を偉そうにと思ったが・・・適当に、甘さ控えめの「寿々虎」「こしあん饅頭」「つぶあん饅頭」「栗羊羹」をお土産に購入した。 チェックアウトして、10時過ぎに送迎バスが来て水沢観音に向かった。10時半に水沢観音に到着。13時に迎えに来る迄、フリータイムである。重い荷物はバスに預けてあるので身軽にゆっくりと観光ができる。宗派は、天台宗で坂東十六番札所、五徳山水沢寺と呼ばれ、十一面千手観世音菩薩が御本尊である。 水沢うどん街道を歩いて、田丸屋、三枡屋、清水屋、大澤屋一号店、二号店などを見て回った。そして、寺に戻って高所恐怖症の私が仁王門の狭い急な階段をこわごわ手摺りにしがみついて回廊に上がって写真を撮ったりして時間をつぶした。正午少し前に、寺から一番近い「元祖田丸屋」に入った。わが国には、うどん県がいくつもある様ですが、群馬県人もうどんを大好きな様ですね。 |
![]() 水沢観音・六角堂 |
![]() 水沢観音・本堂(観音堂) |
![]() 水沢観音・干支の守り本尊(申) |
![]() 水沢寺・仁王門 |
![]() 水沢寺・仁王像「阿」 |
![]() 水沢寺・仁王像「吽」 |
![]() 仁王門・回廊への急勾配の階段 |
![]() 水沢観音・水子地蔵尊 |
![]() 水沢観音・元祖「田丸屋」外観 |
![]() 水沢観音・水沢うどん/もり(¥1,000.-) |
そして、13時に水沢観音の駐車場から送迎バスで渋川駅まで送っていただき、13時47分発の特急「草津4号」指定席で上野駅に向かって帰路に着いた。・・・毎日膝が笑うくらい脚を酷使したので、明日以降の太腿と脹脛の筋肉痛が心配である・・・ |